榊(さかき)を交換、心が落ち着く。

さかき

こんにちは、ほたらじです。

皆さんは神棚を祀っていますか?

私の家では神棚を祀っております。

神棚を祀ることは自宅や会社内に小さな神社の支店ができるようなものであり、神社に出向いてお参りするのと同じ意味を持っています。

その神棚に欠かせないのが榊です。

神棚に榊(さかき)をお供えするのは日本独自の文化であり、神棚に榊を飾ることは、神棚が神様をおまつりしている神聖な場所であることを示すという意味を持っています。

今回はその榊について色々調べて纏めてみました。

シキビは仏教
榊(サカキ)は神道に使われます。

榊とは「神のやどる木」を意味します
木は「大地を覆う木」の象形
示は「神にいにしえを捧げる台」の象形
申は「かみなり」の象形
この漢字は国字(日本で作られた漢字)になります。

暖地の山林に自生するツバキ科の常緑樹ですが、昔はマツだったりスギだったりの常緑樹の総称を榊(サカキ)と呼んでいて、もともと榊(サカキ)は固有の植物名ではなかったようですが、のちに特定の木を榊(サカキ)と呼ぶようになったようです。

また、その名前の由来には、神が住まう聖域と人間社会との堺を示す木=「堺木(さかいき)」や、栄える木という意味の「栄木(さかき)」が転じたとする説など諸説があり、古くから神木として神社での神事などに用いられてきたそうです。

サカキ(本榊)にはヒサカキとホンサカキがあり、ヒサカキはその大きさが小さいことから「姫榊」とも、サカキでないことから「非榊」とも言われています。
真榊:葉の淵がなめらか
非榊:ギザギザ

私の家では庭木としてサカキ(本榊)を植えておりますので購入する事なく都度、切っています。

市場に流通する国産の榊はたった一割程度で、現在では市場に流通する約九割~九割五分が、中国など海外で生産されていると言われています。

そう考えると家の榊は貴重ですね・・・

交換のタイミングについては毎月1日と15日に新しいものに替えるのが一般的で、これは1日と15日が神道で縁起がよい日とされているからです。

そして榊は神棚の左右に備えますが、それにも意味があります。
向かって右側には氏神様が左側には複数の崇拝している神社が祀られています。
「右枯れ」右側の榊が枯れるということは、氏神様が活発に働いていただいています。特に早く枯れるようなら要注意で氏神様が呼んでいる場合があるそうです。
左側が先に枯れるのは、先祖霊と縁が薄く、氏神さまや産土神さまが呼んでいるそうです。

片方だけが枯れてしまうと不安になるかもしれませんが、神棚に手を合わせて感謝するようにしましょう。

それでは皆さん毎日神棚にお参りし、榊が枯れそうでしたら早めに交換しましょう。

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